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2017-08-222019/02/22

たった3項目で社員の成長を爆速化!「チャレンジシート(目標管理シート)」の作り方【目標例付き】


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  • 効果的なチャレンジシート(目標管理シート)の作り方がわからない
  • 目標設定で社員の成長とやる気を高めたい

本稿では、こうしたチャレンジシート(目標管理シート)に関する悩みにお答えします。

会社の成長には、社員の成長が不可欠です。それには、社員全員に同じゴールを目指して努力してもらうことが大切になってきます。また、そのゴールを実現するためには、いまよりもさまざまなスキルが必要になってくることでしょう。

そこで、これからの努力に必要なスキルを確認してもらい伸ばしてもらうために「チャレンジシート(目標管理シート)」を作ることを提案します。これさえあれば、社員の成長とやる気が爆速化するでしょう。

本文中で紹介している各種シートは記事下のフォームよりダウンロードしていただけますので、ぜひこちらを見ながらご覧ください。

【無料】資料ダウンロードはこちら(zipファイル)

「チャレンジシート(目標管理シート)」の作成方法

チャレンジシート(目標管理シート)作成時のポイントは次の3つです。

  • 将来のキャリアプランを明確にすること
  • 目標を3つに絞ること
  • 目標の達成レベルとそのプロセスを明確にすること

社員の成長を促進するには、キャリアプランと目標の明確化は欠かせません。上記3つを意識するだけでチャレンジシートの効果が向上します。

これから3つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。

将来のキャリアプランを明確にする

チャレンジ―シートは、成長目標として将来のキャリアプランを明らかにするのが最初のステップです。具体的には社員本人の1年先、3年先、5年先の目標とするグレードと仕事レベルを設定します。

このとき、3ヶ月、半年先の短期的な目標にならないよう目を光らせてください。なぜなら、これは将来どういう自分に成長したいのかを意識しながら取り組んでもらうためのシートだからです。

短期の目標も大事ですが、将来を見据えて成長してもらうために中長期的な目標の設定を促してください。1年後、3年後、5年後と成長目標を刻むことにより、成長のステップがイメージしやすくなるでしょう。

チャレンジシートに将来のキャリアプランを紙に書くというのはとても大事で、成長目標を具体的に記すことによって成長意欲が高まります。会社にとっては、社員がどのようなキャリアプランを望んでいるのかを把握するよい機会になるので、この項目は非常に重要です。

キャリアプランを漠然と考えている社員も多いかと思うので、チャレンジシートで成長目標を明確の意識するきっかけを与えてあげましょう。

目標を3つに絞る(チャレンジ目標)

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目標は、あえて3つに絞ってもらいます。3つと限定するのは、多くの目標を設定しすぎると、どれも中途半端に終わってしまうことが多いためです。

目標が3つ以上あるという場合は、その中から自身の成長やキャリアアップにつながる目標を厳選するようにアドバイスしてあげてください。

やりたいことや目標がたくさんあるのはいいことですが、一度に達成できる目標は限られています。目標が多いと目指すキャリアプランもぶれてしまいやすくなるので、設定するなら3つが適当です。

また、達成が難しい目標ではなく、努力すれば達成可能な目標を選ぶように促しましょう。現状のスキルや経験から1つの目標、さらにその上の目標というように、段階を踏んだ内容にすると達成しやすいです。

チャレンジシートでの目標設定は、社員自身の成長に効果的な目標になるよう注意しましょう。

【目標設定の例】
《営業職の例1》
新規契約を●件獲得する
アポイントを月●件獲得する
既存顧客のアップセルを●件達成する

《営業職の例2》
企画提案を●件実施する
問い合わせ件数を増やす
クレーム件数0を目指す

《営業アシスタント(営業事務)》
営業効率の向上をサポートする
営業担当者とのコミュニケーションを促進する
資料作成にかかる時間を●時間短縮する

《事務職》
ダブルチェックを実施し受発注ミスを0にする
残業時間を月●時間以下に抑える
事務費用●%削減を実施する

《コールセンター》
電話応対でのクレーム件数を●%減らす
顧客満足度を●%向上させる
応対マニュアルを見直しクレーム対応例を充実させる

《マーケティング》
Webサイトへの訪問者数を●%増加させる
資料請求のCVを改善して●%にする
CPAを●円に設定し●%のコスト削減を実現する

目標の達成レベルとそのプロセスを明確にする

最終的に、社員自身のゴールと、具体的にどうやって達成するのかの手順を明らかにしてもらいます。できるだけ一つひとつの手順を細かく決めるのが、取り組みを持続させるポイントです。

チャレンジシートの「チャレンジ目標」の欄にはプロセス(取り組み)を記載する項目があるので、そこに具体的な手順を記載してもらいましょう。プロセスを記載することで目標を達成するためにするべきことが明確になり、行動しやすくなります。

「チャレンジシート」の活用方法

チャレンジシートは、作成しただけで満足してはいけません。取り組みを持続させるには、設定した目標とプロセスを達成できているか、定期的に取り組みを振り返る機会を与えることが必要です。

月末には、各社員がチャレンジシートの内容を見る時間を作りましょう。目標に向かって自分がどれだけ努力できたか、きちんとプロセス通りに進んでいるかを確認してもらいます。

そして、月ごとに反省点や自己評価などを、自己コメント欄に書き込んでもらいましょう。上司はそれをチェックし、社員の自己コメントについての励ましや指摘を書いて、返信します。

プロセスを評価をするのはとても大事で、前進しているのであれば目標達成へのモチベーション維持につながりますし、あまり進んでいないのあれば何が問題なのかを考える機会になります。シートには自己コメントと上司コメントを記載する欄がありますので、取り組んでみてください。

「毎月コツコツ面談」で全社員の確実な成長が実現

チャレンジシートをより有効に活用したい場合、月ごとに面談を設ければ一段と効果的です。上司と本人とで目標と到達点についてきちんと見極め、これからどうすればよいかを明確化しましょう。

ただ、上司も部下も時間が限られています。コツコツ続けられるようにするにはルール作りが必要です。次の3つをルール化して実行してください。

  1. 面談は1人10分以内
  2. 面談実施の日時を毎月評価者から本社担当者に報告してもらう
  3. 評価者が集まるリーダー会議などにチャレンジシートを持参させる

面談に時間をとられてしまうのがハードルとならないよう制限時間を設け、面談の報告を義務付けることで面談の実施率が高まります。「毎月コツコツ面談」を育成の仕組みとして徹底させ、習慣づけていきましょう。

部下にとって面談はあまり長引かせたくないものなので、1人10分と短時間に設定することで気重になるのを避ける効果もあります。チャレンジシートは社員の意欲を高めて成長を促すことが目標ですので、社員が面談を嫌な時間と捉えないように、短い時間で済むように心がけてください。

本格運用前にトライアル評価を実施する

ここまでチャレンジシート運用のポイントを解説しましたが、本格運用前にトライアル評価を実施しましょう。トライアル評価は、制度自体の評価を行なうことにより、運用の質を高めるのが目標です。

トライアル評価は最低3回行ってください。目的は以下の3つです。

  1. 評価者の評価手順の理解、評価基準の改善
  2. 評価社の評価スキル確認、評価結果の妥当性確認
  3. 評価社の部下指導レベル確認、批評価者の納得度の確認

トライアル評価によって制度の不備や不満を洗い出しておくことにより、目標設定・目標達成を人事評価へつなげた時の不満を最小限に抑えます。評価者側だけの視点だと不満を見落としてしまうので、トライアル評価は必要です。

いくら評価者がやる気があっても、不備があったり社員が不満が抱くようなやり方では運用はうまくいきません。チャレンジシート作成時のポイントを抑えた上で、自社にとって最適な運用ができるようにトライアル評価で問題点を洗い出してみてください。

「チャレンジシート」を作る意味

チャレンジシートとは、社員自身にキャリアプランを考えてもらい、目標を設定し、目標へのゴールとプロセスを明確にしてもらうためのシートです。内容はいたってシンプルで「キャリアプラン」「目標」「対策」の3つの項目だけで作れてしまいます。また、自身の将来につながるようなシートなので、取り組んでもらいやすいでしょう。

「たった3項目だけで、果たして効果があるのだろうか」と疑われるかもしれません。しかし、社員数が30人の会社であれば、30人×3項目=90項目にチャレンジすることになります。さらに年4回の評価と見直しをする場合、年間で90項目×4回=360項目の目標に会社がチャレンジすることになるのです。

こうして、チャレンジシートを活用することで少しずつ、しかし着実に社員の成長する組織が実現できます。各自の成長目標を見える化し、共有することで、「社員が伸びることで会社が伸びる」理想の循環を作り出しましょう。

まとめ

チャレンジシートをこのようにきちんと活用すれば、人事評価のための明確な資料になりえます。営業成績に頼った人事評価ではなく、自らの行動目標への達成度で評価がなされれば、営業職ではない社員全体のモチベーションもあがるというものです。

まずは全社員に、自分の目標とは何かをハッキリさせることが、会社の成長を促す基礎となることでしょう。

チャレンジシートの使い方や運用方法についてもっと詳しく学びたい方は、日本人事経営研究室代表 山元浩二の著書「図解 3ステップでできる 小さな会社の人を育てる「人事評価制度」のつくり方 CD-ROM付」をお求めください。

人事評価制度の導入から定着まで、具体的かつ実践的に案内しています。


[最終更新日]2019/02/22

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