「理念」「方針」「戦略」にそって部門統括ができるリーダーが育つ:評価制度が中小企業のリーダー育成にピッタリな5つの理由5

「理念」「方針」「戦略」にそって部門統括ができるリーダーが育つ:評価制度が中小企業のリーダー育成にピッタリな5つの理由5

前回に続き、リーダー育成をテーマにお送りしているこのコーナー、今回は「評価制度が中小企業のリーダー育成にピッタリな5つの理由」の第6回、5つ目、最後の理由です。
 
ビジョン実現型人事評価制度®」の最大の特徴は、実践することで「経営計画書」を実現することです。
 
そのためには、会社の「経営理念」「基本方針」「行動理念」「戦略」を評価基準の中に落とし込んでいきます。
 
例えば…「お客様の期待を超える、感動サービスを提供します」という方針があったとします。
 
これを評価の中では、誰に対してどんな感動サービスを何回提供することができたのかを評価していきます。
 
こうして評価基準にそって社員が行動することが会社の「戦略」や「方針」の実践に結びつくよう徹底して落とし込んでいくのです。
 
そして、社員が評価基準にそって実践できていたかどうかをチェックするのは評価者=リーダーなのです。
 
リーダーたち全員が部下の仕事ぶりを会社の「理念」、「方針」、「戦略」にそって観察、評価し、改善指導のサイクルを毎回毎回、繰り返し繰り返しまわしていくのです。
 
ですから、もし、行動が会社の理念からずれている社員がいたら徐々にそのずれを確実に修正していくことができるのです。
 
この修正指導をリーダーが行っていくわけですから、リーダーの行動もおのずと「理念」、「方針」、「戦略」にそったものになってきます。
 
と同時にリーダー自身も「理念」、「方針」、「戦略」にそった仕事ぶりだったかどうかをその上司に評価されることになります。
 
こうして「理念」、「方針」、「戦略」と一致した行動がとれ、「理念」、「方針」、「戦略」にそって部門統括ができるリーダーを育てることができるのです。
 
『ごあいさつ』でもご紹介したように、それがどうしてもできないリーダーは自ら会社を去って行ってくれます。
 
部門や部署、チームを統括するリーダーのベクトルが合っていないと組織が効果的に成長するはずがありません。
 
ビジョン実現型人事評価制度®」がこれからの組織になくてはならない理由がご理解いただけたのではないでしょうか?!