面談を行うときの座る位置は?育成面談では斜めの位置がおすすめ、その理由とは?

面談を行うときの座る位置は?育成面談では斜めの位置がおすすめ、その理由とは?

当社の強みの一つとして、人事評価制度の運用面までサポートしているという点があります。
 
その運用面のポイントとなるのが『育成面談』です。
 
一般的には「評価フィードバック」とか「フィードバック面談」といわれる場合が多いようですが、私たちは、面談本来の目的を強調するために、あえて『“育成”面談』と呼んでいます。
 
これまでの人事評価制度上の「フィードバック面談」では、「評価結果を本人に伝え、納得してもらう」のが目的でした。
 
しかし、ビジョン実現型人事評価制度®では「納得してもらう」のはもちろんのこと、その先の目的があります。
 
それは、「本人の成長のために次の課題・目標を明確にすること」です。
 
成長支援面談 キャリアアップ面談
 
この『育成面談』の最も重視すべき成果、「目標を共有」して「本人の成長」につなげるためには、当然、本人自ら目標に「取り組みたい!」と思ってもらうことが必要です。
 
そのために、『育成面談』を行う時の「ポジション(座る配置)」もポイントの一つだったりします。
 
何もアドバイスなしに、
「では、面談を進めてください」と言うと、
(1)真正面の位置


 
ほぼ、100%この位置で面談を行おうとする方がほとんどです。
 
しかし、これでは成果に導くには不十分なのです。
では、どういう配置で面談を行ったらよいのでしょうか…。
 
それは、正面ではなく、斜め前か横です。要するに、
 
(2)斜めの位置

 
(3)横の位置

 
このいずれかの位置で面談を進めてもらいます。
 
なぜか…。
 
まず、真正面に座ると、相手に威圧感を与えてしまうことがあるからです。
 
また、真正面に座って伝わる情報量を100%とすると、斜めの位置で200%、横に座ると300%の伝達効果があるという研究結果が出ています。
 
ただし、横の位置では気心が知れてからでないと逆効果になる恐れもあるようです。
 
男性の上司が、女性の部下に対して『育成面談』を行う場合、まずは、(2)の斜めの位置で実施することをお勧めしています。
 
人事評価制度の運用時にはぜひ実践してみてください。
 
また、これは営業やその他交渉の場等でも活用できそうですね!