社員のベクトルを合わせるために必要な4つの理念

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  • 社員の足踏みがそろわない…
  • 社員のベクトルを合わせるってどういうこと?

本記事は、「社員のベクトル(方向性)が合わない」というお悩み・疑問にお答えします。

会社を飛躍的に成長させるためには、社員全員の意識が一つにそろっていなければなりません。つまり、頑張りのベクトルを合わせるということです。本記事では、社員が一丸となって会社の目標へと向かっていくために必要な4つの理念と、理念浸透のコツをご紹介します。

4つの理念で全社員のベクトルを合わせる

全社員のベクトルを合わせるために必要なのが、「経営理念」「基本方針」「行動理念」「人事理念」の4つです。「経営理念」は、「自社は何のために存在するのか」を表したもので、他の3つの理念を考えるときの源になります。「基本方針」は「経営理念の実現に向かっていくときの考え方・姿勢」で、ベクトルの道筋を整えるための指針です。

なお、「行動理念」は「経営理念実現のために社員に求める行動・考え方」であり、抽象的になりがちな理念を具体的な行動に落とし込む役目を負っています。最後の「人事理念」は「人材に対する基本的な考え方」で、人を動かすための方針を示しています。

社員のベクトルを合わせるために必要な4つの理念

  • 経営理念
  • 基本方針
  • 行動理念
  • 人事理念

理念の作成に役立つ4つのステップ

筋の通った理念を作成するためには、正しい手順が必要です。社員のベクトルを合わせ、強い組織を作るため、4つのステップで理念を作成しましょう。

ステップ1:「経営理念」を作る

まずは会社の存在意義、社会にどんな影響を与え、どう生きていくのかを「経営理念」として定めます。作成プロセスは以下の過去記事に詳しく紹介していますので、参考にしてください。

経営理念とは?社員の成長が加速する経営理念の作り方 5つのステップ、参考にしたい事例7つも紹介

ステップ2:「基本方針」を定める

「経営理念」で会社が何のために存在し、どこを目指すのかはっきりさせたら、「基本方針」を定めます。「経営理念」というゴールにたどり着くにはどんな道を選べばよいかを指し示すためです。具体的な作り方は、下記の記事にまとめてあります。参考にしてください。

経営理念を実現するための基本方針(経営方針)とは?作り方や事例を紹介

ステップ3:「行動理念」で社員の行動に対する姿勢・考え方を示す

「経営理念」の実現に向け、「基本方針」を実践するために社員たちにどのような考え方、行動を求めていくのかを明確にするため、「行動理念」を定めます。「経営理念」や「基本方針」は会社が主語ですが、「行動理念」は社員が主語です。行動理念のつくり方は、下記の記事を参考にしてください。

行動理念とは何か?企業における役割と意味、その作り方を一から解説

ステップ4:「人事理念」で人材に対する考え方を伝える

「人事理念」は、会社の人材に対する根本的な考え方として、人材を育成していくときの指針となります。これまでに作成した「行動理念」に沿って行動しながら「基本方針」を実践し、「経営理念」を実現するにはどんな人材に成長してほしいのかという視点で考えましょう。具体的には、下記の記事を参考にしてください。

経営・行動・人事理念を明確化すれば会社が変わる!中小企業が打ち立てるべき3つの理念を解説

4つの理念を社員に浸透・実践させる

社員のベクトルを合わせるためには、理念を作成するだけでなく、理念を社員に浸透させ、実践させることが必要不可欠です。4つの理念を全社員が暗唱できるくらいでないと、内容は頭に入りません。朝礼や各会議、ミーティングなどの場で唱和したり、見える場所に掲示したりして浸透させましょう。

また、定期的に「理念テスト」を行うのも効果があります。丸暗記ができていれば、いつでも瞬時に「行動理念」と照らし合わせて物事を考え、比較できるようになるでしょう。その結果、理念に沿った行動をとれる機会が増えていきます。

また、4つの理念は、社長と経営陣、現場のリーダーたちが一緒に作成すると、より浸透に効果があります。社長の経営の根本になる考え方に触れ、これからどうしていきたいかを経営陣が知れば、その姿勢を社員にそのまま伝えることができるためです。幹部・リーダーと考え方を共有することを、第一に考えましょう。

おわりに

4つの理念を作成し、全社員に浸透・実践させれば、会社は爆速的に成長します。理念作成は売上を伸ばすための具体的な動きよりもダイナミックさに欠け、地味な仕事です。でも、土台作りこそが大事ですから、まずは取り組んでみてください。理念を全社員が暗唱できるところまで到達すれば、きっと数字に表れてきます。

社員のベクトルを合わせることは、仕事の効率化を図ること、生産性を高めること、最少の人数で最大の利益を上げることと同義です。今まで理念がなかったという会社こそ、伸びしろがあります。経営陣と一緒に、理念づくりを始めましょう。

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