社員のベクトルがそろい 3年で3倍の売上

株式会社 ハーブ健康本舗様
代表取締役 永松靖浩様

株式会社ハーブ健康本舗様

本社所在地福岡県福岡市中央区大名1-8-10 6F
設立2002年4月
従業員26名
URLhttp://www.herb-kenko.com/
事業内容美容健康食品加工販売

「美と健康を創造し、お客様に感動を提供する」という理念をかかげ、美容と健康食品で社会貢献を目指す、ハーブ健康本舗様。
実は製造卸から今の直販業態に転じたのは2008年。そこからは、独自の開発力と品質の高さが消費者に受け、破竹の勢いで業績も伸びていきました。しかし、そのスピードに人材がなかなか追い ついてこないという大きな課題に直面してしまいます。どうやってこの問題をクリアーし、冒頭のビジョンを実現してきたのか、その取り組みをご紹介しましょう。

クレドの具現化を実現

ハーブ健康本舗様 業績推移

ハーブ健康本舗 業績推移
リーダーが全面拒否。先行き不安なプロジェクトのスタート

中核となる部門を任せていこうとするリーダーは、全面的に反対。株式会社ハーブ健康本舗様での人事評価制度改革プロジェクトはこんな不安をかかえたままのスタートでした。

そのリーダーは、通信販売会社では肝となる企画部門のリーダー。これからのビジョン実現のための重要な役割を担っていました。当然、永松靖浩社長からみて一番成長してほしい、新しい改革にも全面的に協力してもらわなければならない人物でした。

「こんな制度はきっと失敗しますよ」。彼が人事評価制度導入時にもらしたことばでした。

これは実は、彼の過去の体験から出てきたことばでした。
以前彼が勤めていた会社でのできごとです。その会社でも人事制度の改革が行なわれました。 しかし、その人事制度は、結果を重視する成果主義的なもので、かえって社内の雰囲気が悪くなり、退職者もあいつぎ、結局制度の運用をやめてしまった。その結果会社の業績まで悪化してしまったそうです。

過去にこんな体験をしていた彼は、ハーブ健康本舗様も同じような結果になってしまうのではないかと心配していたのです。
ところが、現在では、
「この仕組みがなかったら、今の業績は絶対に実現できなった」と語るほど人事評価制度に前向きに取り組み、部下をまとめ、会社の成長に貢献しています。 プロジェクトスタート時点では、永松社長自身が主導していた販促企画や対外的な折衝も安心して任せられるレべルに育ちました。

まさに、会社にとってなくてはならない社長の右腕に成長してくれたのです。

クレドを実践に結びつけた「ビジョン実現型人事評価制度®」

では、売上高が7億円から21億円という約3倍の業績を実現したハーブ健康本舗様。 その原動力となった「ビジョン実現型人事評価制度®」はどのように推進、実行されてきたのでしょうか。

永松社長は、売上高が4億円前後だった当時、「通信販売会社は売上高10億円の壁がある。これを突破するためには現状のままでは到底不可能だ」と考えていました。 特に、人材や組織面の強化が必要だということを確信していたそうです。当時は、会社が求める人材像とはかけ離れた人を採用したり、採用しても定着しなかったりという状況が続いていました。これが原因で組織としての力も弱く、業績も伸び悩んでいたからです。

永松社長は、いろいろなところから情報収集し、自ら学んで、「クレド」が必要だという結論にいたりました。
※「クレド」とは会社の価値基準、行動指針を明文化したもので、社員が行動するときの判断基準、よりどころとなるもの

数ケ月かけて永松社長自身が考え、編集し、22カ条からなる「HERB KENKOU HONPO credo」を完成させました。 単に条文を掲げただけではなく、各条文ごとにていねいな解説を加え、誰が読んでもわかりやすく、行動に移しやすい内容となっています。
ところが、全社員に対して公開し、さまざまな場面で活用しながら実践に結びつけようとするのですが、なかなか社員が実践できるレべルまでは落とし込めません。 「クレド」の定着と実践に向けて、さらなる対策の必要性を感じていました。

私と永松社長が出会ったのはこんな状況のときでした。「ビジョン実現型人事評価制度®」の考え方を聞き、永松社長は「これしかない!」と思ったそうです。

思い描いた以上の人材のレベルアップを実現

ビジョン実現型人事評価制度®」の人材面での効果は、大きく2点あつたと永松社長は話します。一つは、「人材成長のスピードが速まった」点。もう一つは、「採用する人材の質が高まった」点です。
一つ目の「人材成長のスピードアップ」については、評価制度を通じて社員一人ひとりの目標と役割を明確にして取り組むことによって、全社員の成長イメージが明確になったことが要因でした。
「自分自身の仕事に落とし込んだときに、具体的に何にどう取り組んで行ったらよいかがわからなかった」
「それが、チャレンジシート(目標管理のシート)ができてから、自分のやるべきことがはっきりわかって迷うことなく仕事に取り組めるようになった」
と社員は話しています。こうして全社員が成長目標に自ら取り組むことで、成長スピードがみるみる速まったのです。

二つ目の「採用人材のレべルアップ」は、「ビジョン実現型人事評価制度®」の仕組みを採用面接のときに本人に伝えることで実現できました。自社と価値観を共有でき、自己成長意欲が高い人材だけを採用できるようになりました。
具体的には、採用の1次面接で経営理念やビジョン、クレドを本人に渡し、説明をしてじっくり読んでもらいます。それから本人に感想を聞くそうです。

そうすると、ほとんどの人は、
「こんなに会社の仕組みが明確になっているところは、はじめてです」。
と答えるそうです。
また、ハーブ健康本舗様では、理解力、論理力、感じ取る力、コミュニケーション力などを重視し、面接でこれらを見抜けるようなテストを実施しています。
内容は独自のものですので、詳細までここで触れることはできませんが、これも「ビジョン実現型人事評価制度®」を通じて明確になった社員として必要な能力、人材像から落とし込み、オリジナルで作成したものです。
理念解説と自社に必要な基礎力を見抜くテスト、この二つを実施するようになって、会社が求める水準に合わない人を採用するようなミスマッチは激減しました。

入社してくる人材の質があがり、成長スピードがアップしたわけですから、導入前から比較すると比べものにならないくらいの人材力が実現できたといえるでしょう。
この人材力アップが3倍の売り上げを支えた原動力になったことは間違いありません。

これからは、売上高50億円というさらに高いステージを目指す株式会社ハーブ健康本舗様。「これからも『ビジョン実現型人事評価制度®』を通じた人材育成を経営の基軸として必ず実現します」と松永社長は意気込んでいます。
本当に3年後が楽しみです。


山元浩二のメールマガジン登録はこちら

資料請求