ミニ講座vol.058

中小企業で本物のリーダーが育たない理由(ワケ)3

「業績はピカイチだけど、勤怠がルーズ」こんなリーダー(候補)があなたの会社にはいませんか?!
 
今回も引き続き中小企業のリーダー育成に関するお話です。
 
前回、中小企業はリーダーに対して組織全体の目標を役割として持たせることが本来の成長につなげる第一歩だというお話をしました。
 
これができずにリーダー個人の目標にとどまっていることが、成長を阻害している要因ということでしたね!
 
さて、今日はリーダー成長の阻害要因パート2です。私が関わった中小企業でよく起こっているできごとなので、あなたの会社のリーダーに当てはまらないか、よ~く考えてみてくださいね!!
 
冒頭の「業績はピカイチだけど、勤怠がルーズ」
 
こんな人をリーダーにしているがために、もしくは改善させられないがために組織が成長しない。
 
こんな中小企業が非常に多いです。
 
もう少しわかりやすく言うと、こんなリーダーを社長が野放しにしているがために、組織が成長していないのです。
 
何も言わなくても業績は申し分ない、技術はピカイチ、結果は必ず出してくれる。お客さんのためなら残業もいとわず夜遅くまで黙々と仕事をして文句も言わない。
 
し・か・し……
朝が苦手で遅刻の常習犯。営業時間中いつもどこに行っているのやら誰も把握していない。
会議にも平気で遅れる。
 
こんな社員に対して、注意したり叱ったりすると、期待する業績を上げてくれなくなるのでは…社長の言うことを聞いてくれなくなるのでは…と恐れているのです。
 
本人もそれをわかってやっている確信犯という会社も少なくありません。
 
しかし、社員はちゃんと見ています。社長がそのようないいかげんなリーダーのことを見て見ぬふりをしていることを知っています。
 
社会人としての基本的マナー、最低限のルール。これを守れない人を組織の中で許してはいけません。
 
まわりの社員は「業績さえ上げれば、スキルがダントツならば少々のことは許されるんだな」と思います。
 
お客さんにも組織の体質、風土として明確に言わなくてもなんとなく伝わるものです。
 
本来このような人は徹底して指導し、改善させるべきです。
 
当たり前の社会人としての基本。これを学ばないまま、身につけないまま、知識や技術だけスキルアップすればOKという環境で育ってしまった、中途半端なリーダーたちが中小企業には多く存在するのです。
 
きちんとした成長企業では考えられないことです。
 
「ビジョン実現型人事評価制度」でも『情意(姿勢)』評価目標として特に強化して全社員に浸透させていく部分です。
 
ここがクリアーできていない人はリーダーにはステップアップできないというくらいの重要度を持たせます。
 
私はこんな「業績はピカイチだけど、勤怠がルーズ」リーダーを許してしまう体質、風土も中小企業の成長を阻害している大きな要因だと考えています。
 
と同時に社長が乗り越えるべき課題の一つでもありますね。

日本人事経営室ウェブサイトトップへ