ミニ講座vol.055

あなたの会社に潜む”不満”を見える化するには2

今回も引き続き人事評価制度改革に取り組むときの決断を鈍らせる3つの心配事についてです。
 
1)社員のモチベーションが下がらないだろうか
2)社員から不満が出るのではないだろうか
3)辞める人が出てくるのではないだろうか
 
この3つの心配事は会社の将来を考えると、起こってくれた方がよい歓迎すべきことで、全く心配することはない、ということをお伝えしています。
 
今日は3番目、もう少し具体的に言うと、
「ビジョン実現型人事評価制度を導入すると、会社の方向性や考え方についてこれなかったり、賃金が下がってしまって辞めてしまう人が出てくるのではないだろうか」という社長の心配についてです。
 
では、なぜこれが”歓迎すべきこと”なのかお話していきましょう。
 
「ビジョン実現型人事評価制度」の導入が原因で会社を去って行った社員はたくさんいます。(念のため付け加えておきますが、辞めた社員は全くいない、という会社も半数以上あります)
 
辞めた社員の退職理由は主に次の3つ
 
(1)経営計画書の発表で社長が示した方針や戦略、考え方についていけない
(2)リーダーとしてこれから取り組んでいく役割の負荷やレベルに耐えきれない
(3)自分はこんなに頑張っているのに評価してくれない
 
これらの人を会社側の視点に立って考えるてみると…
 
(1)これからの会社の考え方、方針に合わない人
 ⇒会社の方向性とは逆向きで仕事をする、まわりにも悪影響を与える恐れあり
 
(2)会社が求めるリーダーレベルになりたくない人
 ⇒リーダーが任せられない。部下を間違った方向に導いて行く恐れあり
 
(3)自分の現状を受け入れようとしない人
 ⇒自分の判断基準でしか物事をとらえられない、人の意見を聞き入れられない、自己反省がない、自ら成長しようとしない人種
 
いかがでしょうか。
いずれも会社の成長にとってマイナスの人だと思いませんか?
要するに、会社が向かっていくベクトルとは逆向きの考え方、やり方で仕事をする人たちです。こんな人たちが会社に残っていたら確実に組織全体の推進力は弱まります。
 
そう、「ビジョン実現型人事評価制度」を導入、推進することで、会社にいて欲しくない社員に自ら去っていってもらうことができるのです。
 
社長にとって、会社の将来にとって”歓迎すべきこと”だとは思いませんか?!

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