ミニ講座vol.051

なぜ、会社の業績は継続的に達成されないのか?!3

「あらゆる手を尽くしてきたが、一向に業績が向上しない!」同じお悩みを持つ中小企業の社長は山ほどいるでしょう。
 
しかし、その根本の原因は「どんな中小企業も共通している」というのが私の持論です。
 
『中小企業が継続的に業績を上げ続けられない根本的な要因』とは?
一緒に考えて行きましょう。
 
今日はその3回目ですね。
 
前回でその原因がはっきりしました。
 
「『戦略』なき経営」が社長が行う様々な対策(計画)を効果のないものにしてしまっている。『戦略』にもとづいた『計画』として対策を打っていかないと根本的な業績の改善、向上にはつながらない、ということをお伝えしました。
 
でも、「戦略」と「計画」。ふだんなにげに使っていることばですが、どう違うんでしょうか??
 
当社では、『戦略』「目標を最も効率的に達成するための仕組み、仕掛け」
 
『計画』
「戦略を実践するために必要な実行項目、手順、スケジュール」
 
と定義づけています。
 
事例で考えてみましょう。
 
例えば、飲食店が
【目標】
顧客のリピート率 10%⇒30%
(リピート率=半年以内に3回以上来店客/新規客全体)
 
【戦略】
顧客管理の徹底、ランク分類とそれに応じたコミュニケーションの仕組みにより関係性を強化、リピートにつなげる
 
という『戦略』に対して、どのような『計画』が考えられるでしょうか。
 
通常、一つの戦略には複数の『計画』が考えられます。ここではスペースの関係上、手順とスケジュールは省略します。
 
【計画】 
1.ポイント会員システムの導入
2.顧客分類とコミュニケーションルールの検討
3.ニュースレターの企画、制作、発行
4.誕生日プレゼントの企画
5.エリア別シェア(会員加入率)分析、対策
 
いかがでしょうか?
 
『計画』を明確にすると、社員に対して、具体的に何をいつまでにどのようにやるのかをはっきり示し、実践してもらいやすくなります。
 
本来は必ず必要なものなのです。
 
『戦略』との違いという視点でまとめると、
(1)具体的に何をやればよいかわかる
(2)手順、進め方が明確である
(3)スケジュールが明確である
 
以上、3点です。
 
そうそう、忘れていました…。『計画』を実行するときのポイントが2つあります。
 
「担当責任者を決める」ということと「スケジュールどおりに進まなくても気にしない」という点があります。
 
特に、後者が気になる点だと思いますが、理由については次回お話しましょう。

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