儲かっている会社は赤字会社とどこが違う?:伸びてる会社の共通点1

儲かっている会社は赤字会社とどこが違う?:伸びてる会社の共通点1

「最近儲かってる会社はどんな会社?」
「儲かってる会社はウチとどこが違うんだろうね?」
 
仕事柄、経営者の方によくこのような質問を投げかけられます。
 
当社のお客様の90%以上は黒字会社で、他のコンサル会社や税理士事務所等と比較するとその比率はかなり高い方だと思います。
 
多分、冒頭のような質問が多いのも地元では結構目立っている会社とのお付き合いが多いからかもしれません。
 
その儲かっている会社は赤字会社とどこが違うのか!
今日は人事や組織、教育の観点からその違いを分析してみます。

今回は社員の処遇の仕方に注目しました。儲かっている会社は処遇にメリハリがあります。
 
一つは、「社員の中でも高給の人とそうでない人で差がはっきりとしている」という点です。そしてもう一つは、「高給の人には金額的にも相場よりかなり高い報酬を与えている点」です。
 
具体的には会社のリーダーには年収で600万円~1000万円程度の報酬を与える一方、一般のスタッフにたいていは300万円前後。
 
賞与に関しても貢献度の大きかったリーダーには100万円~150万円、その他の人には20万円~30万円が中心、という具合にメリハリをつけて支給しています。
 
一方、業績が良くない会社の状況を調べてみると、社長以外は年収250万円~良くても400万円前後。
 
賞与に関しても10万円~30万円という会社がほとんどです。
 
人件費の配分もより成果を出して会社に貢献した(貢献が期待できる)人材に大きく配分する。
 
その結果、実力のある人のやる気がより高まって会社の業績向上に反映していく。
 
業績の良い会社はこのような好循環が生まれているような気がします。
 
さて、あなたの会社はいかがでしょうか。メリハリをつけた処遇はできていますか?
 
次回は【伸びてる会社の共通点】第2弾をお送りします。